社長メッセージ

“街づくり”は男のロマン

代表取締役社長 杉江 正誼

“損”でも、自分の信念に沿っていれば“やる”

私の生まれ育ったところは、半田の有楽町。現在、セントラル本社のある半田の南成岩(みなみならわ/現在の青山)と同様、当時この周辺には田んぼしかありませんでした。
そんなところに「地域のみなさんに喜んでいただけるような街をつくる」と言ったら、みんなに笑われましたね。 ですが、私にとってこの“街づくり”は男のロマンでした。利益になんてならなくても、自己満足みたいなもの。「この街に特急電車を停めてみせる!」と強く思っていました。
その頃、名鉄南成岩駅(現在の青山駅)の駅前が平面で30万坪区画整理され、知多半島の縦断道路、横断道路、豊田市から中部国際空港へのアクセス道路、また周辺の100万坪の区画整理が行われる計画があり、このような素晴らしい立地を街づくりの素材として生かすべきであると思いました。

“夢の実現のために”東奔西走スタート

行政に「平面のスペースを街づくりに使おう」と提案し、一度決定した計画を覆してくれ、と頼みました。
発展する街づくりには核となるキーテナントの招致が不可欠。同時に専門家による「街づくりフォーラム」も公民館で開催し、具体的にこういう街ができますよ。と説明してもらいました。その結果、まずはショッピングセンターCフェスタを設立しました。
当時、地元のみなさんのご理解とご協力がなければ実現しませんでした。とにかくみなさんのおかげ、嬉しかったと感謝の気持ちを忘れたことはありません。

半田市青山の街
本社の屋上からは半田市青山の街が一望。
国道247号線沿いには飲食店・コンビニエンスストア・ガソリンスタンドなど生活にかかせない様々な店舗が立ち並ぶ。

“自分で事業を興す”セントラルの事業展開

セントラル創業前、信用金庫に7年半勤務していた頃、「もし、自分が事業を始めるなら次の3点のことには注意しなければ」と痛烈に感じたことがあります。それは、

1.大手と競合しない。

2.現金商売をする。

3.多角化経営をする。
の3点です。大手と競合しない、とは、中小企業が生き残るための方法として学びました。オフィスビルを東京では1軒建てましたが、名古屋ではレジャービルのみでオフィスビルを建てなかったことも、大手が既にあったから。多角化経営をすることも世の中、必ずひとつのことで栄えるということはないからです。
これら、信用金庫時代に学んだことを基本として、事業展開し、今では売上げ1千億以上の企業へと成長しました。

“社会学の最小律”

植物の生育や収穫は、必要とされる栄養素のうち、最も少量に存在するものによって支配される「リービッヒの最小律」という法則があります。私は、この法則を会社の成長や考え方として「社会学の最小律」として応用しております。
縦長の木を張った“桶”を想像してください。そのうち、ひとつの桶の目の高さが全体のうち、ほんの少し。それが「私の能力」です。桶いっぱいに水を入れ機能をさせるには、足らない高さを補わなくてはならない。それは多くの“人の力”を借りて助けてもらっていることだと思います。そして、みなさんの力を借りたのだから、みなさんに喜んでいただけることでお返しする。
これが、私独自の“社会学の最小律”です。

今後のビジョン“名古屋駅前の街づくり”

現在、名駅3丁目の再開発に向けて、新たな“街づくり”を展開中です。
2027年には、東京・名古屋間でリニアが開通します。わずか40分で東京と結ばれるにあたり、大名古屋ビルヂング・名古屋中央郵便局の高層化など決まっており、政治経済、金融において中部圏の成長が大きくクローズアップされています。
 2008年より時代の先を読み、名駅3丁目の土地やビルを取得し続け、2027年には名駅3丁目の核となるシンボルタワーを計画しています。
 今後リニア開発の成長にもセントラルが中心となり、次世代の“ワクワクする街づくり”をしていきたいと考えています。

セントラルの歩み

元々、地域社会の活性化を目的に設立した会社。パチンコ・スロット店の運営を中心に、不動産事業やゴルフ場、スーパー銭湯、バッティングセンター、ショッピングセンターなどといった事業を展開。

セントラルの絆物語

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